メタルクーラント


MetalCoolant

新しい発想から生まれ開発された水溶性切削液です。
高い冷却性能が加工品位を向上させ、防錆効果と異種金属接触腐食抑制効果で工作機械・工具寿命を延長し、異種金属への併用使用が可能となり管理が容易となり、加工物への防錆力、優れた耐腐敗性が使用期間の延長と、切削液に求められる多くの要求性能に対応します。
作業環境改善と作業者への安全確保は加工業界の最重要課題です。人と地球にやさしい環境を作る新タイプの塩素フリーの水溶性切削液です。
安全性・作業性と管理のしやすさと、メタルクーラントはトータルコストを削減します。 
 
用途 水溶性切削・研削液
切削液
品番CUMU320 汎用・一般加工金属全てに適合(アルミ・マグネシウム合金を除く)
品番CUAL400 アルミ合金専用
研削液
品番GRMU300 汎用・一般加工金属全てに適合(マグネシウム合金を除く)
品番GRAL320 アルミ合金専用
水溶性切削・研削兼用液
品番GRMU323 汎用・一般加工金属全てに適合(マグネシウム合金を除く)
 pH 10.5 (基準希釈時 9.8)
 主内容物・安全性は一般仕様と同じ
特長 高い冷却性能が、仕上がり精度・面租度・面性状を向上させます
加工物の錆・腐食を守る高い防錆力
異種金属接触腐食抑制タイプ、多くの異種金属の併用対応が可能です
工作機械・工具がサビません
耐腐敗性と水溶特性が、工作機械を汚さないメンテフリーの作業環境を作ります
 仕 様 
品名   メタルクーラント
用途   
 水溶性切削・研削液
 切削液 標準希釈率10倍
 研削液 標準希釈率15倍
内容物
 プロピレングリコール
 安息香酸
 硝酸カリウム
 水溶液(84%)
pH    7.40
粘度   1.00 cp
比重   1.11
表面張力 35 dyn/cm
発火点  ナシ
引火点  ナシ
比熱    0.96〜0.98
安全性
消防法、労働安全衛生法、化学物質管理促進法等の主な関係法規に非該当
 
切削性能は油性切削液と変わりません
新しい高分子の添加と水の冷却性能が、油性切削液にない切削性能を生みます。
溶存酸素「0」の環境を作り金属の腐食を防止します
異種金属接触腐食作用を抑制し金属の腐食を防止します
加工金属・工作機械・工具等の異種金属間におきる加工過程での異種金属接触腐食作用を抑制することで、多くのメリットが生まれます。アルミ、鉄、銅と広い範囲で腐食作用を抑制します。
加工物の防錆、工作機械・工具寿命の延長、異種金属への併用で管理の簡素化など・・・
加工物の腐食・変色を防止します
メタルクーラントに触れた加工物は、腐食・変色を起こしにくくなります。工具の交換、長時間加工、昼の休憩時間等でも、空気暴露下で3〜6時間以上、腐食・変色を起こしません。
加工表面は、異種金属との接触がなければ、表面処理にいたる経時変化に強くなります。また、表面処理のためのメタルクーラント除去は簡単な水洗いで処置できます。
安全な塩素フリー
作業環境改善と作業者への安全確保に最適な、塩素フリーの水溶性切削液です。内容主成分は食品添加物として安全性の確認されているものばかりです。ISO14000基準にも適合できる、人と地球にやさしい環境を作る薬剤です。
使用方法 使用開始時
メタルクーラントは10〜15倍希釈を目安にご使用ください。機械貯蔵タンクの基準水位まで投入してください。
保守管理
機械貯蔵タンクの基準水位を確認し、基準水位まで不足分を10〜15倍希釈液で補充してください。
加工時の飛散、加工物への付着持ち出し、貯蔵タンクの構造(メタルクーラントの気化)により、損耗具合が異なります。
循環系において空中開口部(濾過槽等)が広い場合は、水分のみの蒸発が勝りますので、水道水のみの補充で十分な場合もあります。また、機器保守用の他の油剤・薬剤の混入が想定される場合は、メタルクーラント濃度が変化します。定期的に屈折率を測定し、管理されることをお勧めいたします。
注意 廃棄上の注意
活性汚泥等の排水処理を行って廃棄してください。排水処理施設がなく廃棄物が発生した場合には、免許を持つ専門業者に処理を依頼してください。
工業用薬品です、取扱いに際しては製品安全データシート(MSDS)をお読み下さい。
安全性と関連法令
水道水と塩素
参考 鉄が「サビ」る理由
「サビ」の雑学

Q&A
「加工後に金属表面が乾燥すると白い析出物が見られ気になる」とのご意見
析出物は、将来の腐食進行の可能性や、後工程での表面加工への悪影響等に関係のない水性無機塩です。
「メタルクーラント」は水溶性にこだわり、油分を排し最低限の高分子剤で構成されています。従来タイプの物であれば油分中に分散され、金属表面では油分といっしょに乾燥せず目に見えないものです。水性のため溶解水分が蒸発し、無機塩が金属表面で目に見えるものとなります。
この無機塩は簡単な洗浄方法で取除けます。
 

腐食試験データ
評価条件 JIS/K2234に準拠80±2℃/14日間
金属 質量変化(mg/cm2)
アルミニウム +0.027
鋳鉄 +0.051
-0.027
黄銅 -0.023
ハンダ -0.160
-0.040